今回の大会はフィラデルフィアの少し南に位置するOxfordrと言う田舎町で行われた。会場の周りは牛と馬ぐらいしか見当たらない。NYから空いていれば車で4時間ぐらいの距離だがこの週末はアメリカ人にとってはクリスマスの次に大事なイベントとされているイースター(復活祭)。どこも道が混んでいて、しかも事故渋滞もあり7時間も掛かって、ホテルに着いたのは真夜中。いやぁー疲れた。天気は小雨で気温は2−3度ぐらいだったろうか、かなり寒かった。

この大会はNADACが資金集めの為に自ら開催した大会。4/2-4/4と4/9-4/11二週に亘ってそれぞれ3日間の大会が行われた。ジェニファーが参加したのは2週目の大会の4/10-4/11の二日間。Regular/Jumber/Gamblerの各初級にエントリー。ジェニファーは出場しなかったがその他に”GAME”と呼ばれるA-フレームとかシーソーとかタッチ障害を主とした"Touch'N Go"と言う種目と、スラローム中心のWeaver、そしてトンネル中心のTunnelerという種目もあり。

NADAC自らが開催するイベントで2週連続の3日間の大会だからかなり大きな大会を予想していたが。。。会場は簡易式テントで作られた室内RING1つのみ。受付もなければ、売店もなく、コーヒーも水も売ってない。コースマップもなければ電子式計測時計もなく、会場に着いても何がどうなっているのか全くわからない。そんな大会でした。

1日の出走制限数は350走。上級が35頭、中級が15頭、初級が45頭ぐらいだったかな。全部で約100頭の犬が一日にそれぞれ3−4回走る計算だ。だからそれほど犬は多くはないがなんと言ってもRINGが一つしかないから運営もコース変更も大変だ。

そんな訳で今回はコースマップ無しです。(-_-;)


   

 [↑]これが簡易式大型テント施設。中は結構明るい。床はおがくずみたいなものが撒かれている。



1.4/10/04 (SAT)

(1) 初級Regular/Round-1

朝7時に会場に着くも、ジェニファーの最初の出番は午後の2時。なんと7時間も待ってしまった。スケジュールの細部が来てみないとわからないところがアメリカ。

障害は15個。出だし良かったが、後半の助走距離の短いところでバーを引っ掛けてしまい痛恨の減点5点。結局順位不明なるも「半分合格」と言うことで5ポイントをゲット。

バーを落とすと5点減点、ミスコースは10点減点、コンタクトを失敗すると10点減点。。。。 標準タイムから1秒遅れる毎に1点減点。

5点までの減点だと「1/2 Qualified(半分合格)」と言って5ポイントもらえる。減点無しのクリーンランが出来れば「Qualified(合格)」で10ポイントがもらえる。30ポイント集めると初級を卒業できて中級に進める。

だから「半分合格」もうれしい。(^^)
5th Trial in US Apirl 10-11, 2004)
NADAC Trial at Oxford, PA
[←] 見学席と言うか、待機場所は狭い。